会社概要

　未来のためにできること・・・。私たちは常に考えます。環境問題、エネルギー問題もそのひとつです。

　日本はエネルギーの大量消費国でありながら、原子力を除いたエネルギー自給率が16％と低く、エネルギー資源のほとんどを海外からの輸入に頼っています。
　特に日本が必要とするエネルギー資源の中では石油が約半分を占めていますが、そのうちの約9割を、政治情勢が不安定な中東地域からの輸入に依存しています。
　そういった状況の中で、いかにエネルギーを多様化し、安定的に資源を確保していくかが重要な課題となっています。
　経済成長と人口増加により、今後、世界のエネルギー消費量は大幅な増加が見込まれています。
　特に、アジアの発展途上国を中心に、化石燃料の利用が増え、世界のエネルギー需要量は2035年には2011年の約1.3倍になるともいわれ、限りある資源をめぐって世界で資源獲得競争が激化すると懸念されています。
　暮らしを支える電気を供給するために、エネルギー資源の安定的な確保がより一層重要なのです。

　先の東日本大震災以降、原子力発電の長期停止により、火力発電による発電量が大幅に増加しました。2010年度は約半分であった火力発電の割合が、2013年度では約8割にのぼり、エネルギーの安定供給、経済面、環境面において影響を及ぼしています。これにより、輸入燃料費の増大、二酸化炭素排出量の増加といった影響が生じています。
　その結果、地球温暖化が進行し、異常気象、海面上昇、洪水、食糧不足、環境難民増加など深刻な問題が発生するという事も考えられます。

　そこで弊社ではこの問題を解決できるよう、CO2を排出せず、枯渇の心配のない再生可能エネルギーの普及に取り組んでまいりました。
　 2017年での再生可能エネルギーの自給率は8％とわずかですが、今後も継続的に普及させることにより、地球環境保護につながります。

　弊社では、微力ながら、この様な社会的意義の高い業務にかかわることを念頭に社会に貢献していく所存でございます。

代表取締役　近藤 貴士