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産業用太陽光発電

低圧契約内で太陽光発電量を最大にする方法

太陽光の買取価格が下がり、もうチャンスがないとお考えの方必見!

 以前より買取価格が40円から36円、32円、29円、27円と下がってゆき、もうメリットがないとお思いでしょう。 ところが、この方法を使えば以前の買取価格と何も変わらない条件で設置が可能です。 それはパワコンの出力(49.5kW)を変えずに、パネルの出力を上げる(最大91.8kW)ことにより、総売電金額を押し上げる方法です。 以前のパネル出力(例)51.0kW(パネル200枚)から、出力91.8kW(パネル360枚)にすると、年間発電量が56774.3kWから102193.8kWへと4割上がります。

価格は最高40円のときより3割弱下がっていますが、年間売電価格が227万から276万に上がっております。 問題は初期費用の件ですが、年々部材価格は下がっており、さらにパワコンの数を抑えることで、以前は平均kW単価30万だったのが、現在は※23万とリーズナブルになっており、償却期間は以前とほぼ変わりません。

※諸条件によります。

パワコンの耐久性は?

 パワコン出力(49.5kW)に対してパネル出力(91.8kW)も乗せて発電量とパワコンの耐久性は大丈夫なの?といった疑問もあるかと思います。
実は太陽光発電は常にフル稼働はしていません。 下記の図にある通り、一日の発電量は時間帯によって推移しております。 ちなみに、雨の日の発電量は10%~30%、曇りの日で30%~50%、晴れた日でも平均70%しか稼働しないのです。

晴天時の時間別発電グラフ


月別の発電量

 通常、太陽光発電システムは、朝の日の出から正午に向けて、徐々に発電量が高まります。そして、正午をピークに日没に向かって発電量は減っていきます。そのときピークとなる正午に太陽光発電システムの最大出力のピークを合わせるのが従来の常識でした。つまり、49.5kWの太陽光発電システムであれば、日照のピークである正午に49.5kWの出力が発生するようになっていたのです。 そのため、ソーラーパネルも49.5kW~51.0kW、パワーコンディショナーも49.0~49.5kWでシステムを構築するのが一般的でした。

過積載で発電量がアップ!

 弊社では、49.5kWのパワーコンディショナーに91.8kWのソーラーパネルを組み合わせました。その結果、どうなるのか? 下の図を見てください。青い線が、従来の49.5kWのソーラーパネル&パワーコンディショナーによる発電量です。それに対して、91.8kWのソーラーパネル&49.5kWのパワーコンディショナーの発電量は赤の部分まで大きくなります。つまり、太陽の光が弱いときに、49kWのソーラーパネルより過積載の91.8kWのソーラーパネルは、より多くの発電を実現するのです。

理想的な快晴の日


曇りの日

過積載分はそのまま発電量増加になる

 そのときの出力は49kWに届かないため、パワーコンディショナーは49kWで事足ります。そして、正午のピーク時は、法制度に適合するよう、パワーコンディショナーがピークをカット。系統連系に契約以上の電力を流さないようにしてくれるのです。つまり、ソーラーパネルが91.8kWであろうとも、運用は49kWのソーラーパネルと同様になります。

 ちなみに、ピークカット機能はパワーコンディショナーにとって、ごく一般的に搭載されている機能です。つまり、ピークカットを行うことで、パワーコンディショナーに無理な負担をかけているわけではありません。 しかし、朝や夕方などの発電が増えても、カットされるピーク部分の発電量がそれよりも大きくなっては意味がありません。しかし、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公開している日照量のデータを当てはめて計算すると、ピークカットで失われる発電は意外に少ないのです。
宮城県仙台市では、年間の総発電量に対してロスされるのは2.3%。山梨県甲府市で1.85%、宮崎県都城市で0.57%、京都府京都市で0.49%、茨城県笠間市で0.38%でした。その結果、一般的な低圧タイプの太陽光発電システムに対して、この方法は、約1.8倍の年間発電量を実現可能です。 年間発電量の多さは、そのまま、太陽光発電システムを導入するのにかかった初期投資をそれだけ早く回収できることを意味します。

49.5kW以上の発電量は切り捨てながらも、高出力型のシステムが
日中の発電量を全体的に底上げします。

中規模(低圧)太陽光49.5kw(パネル91.8kw)の投資回収シミュレーション(遊休地野立て)

初期設備費用 2,280万円
年間予想発電量 102193.8kwh
年間予想売電収益 276万円
20年間予想売電収益 5,518万円
原価予想回収期間 8年3ヶ月
備考 *回収時期は地域、設置条件、気象条件により変動します。
*売電価格27円(税抜)(平成27年7月以降)で算出
太陽光発電部材・設置工事費内訳
品名 数量 税抜金額
太陽電池モジュール 360枚 9,288,000円
パワーコンディショナ 5台 1,921,000円
架台 1式 4,345,111円
配線・ケーブル類 1式 208,000円
施工関係費 1式 5,349,000円
小計 22,800,000円(税込み)

 いかがでしょうか。上記の太陽光発電システムを遊休地に設置した場合、初期費用は2,280万円で年間の売電収益は276万円となります。 また設置場所の日射量は独立行政法人NEDOのデータベースを利用しますのでこの売電収益額は正確な数値だと言えます。
土地活用の方法としてアパート経営をイメージされる方も多いようですが、コストをかけた定期的な改修工事や近隣の新築物件との競争など入居率を高く維持する事は実際難しいと思われます。 では太陽光発電はどうでしょうか。2012年7月にスタートした再生可能エネルギーの全量固定買取制度は国が1kwhあたり27円(平成27年7月以降)20年間の買取を保証しています。

これは20年間入居率100%のアパート経営と同じことが、太陽がある限り20年間可能だということです。 また維持コストは売電収益の5%程度となり、最終的な撤去費用も建築物と比較すると遥かに安価です。

※上記投資回収シュミレーションではおおよそ900平米(約300坪)の広さの土地が必要です。

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